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「暗視カメラ」の解説ページ。


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暗視カメラ

・暗視カメラの意味

夜間や暗闇の中での撮影に適したカメラ。

暗視カメラの概要

元々、軍事目的に開発されたもので、第一世代と呼ばれるものは、近赤外線や、紫外線を使い、対象物を照らし出す赤外線照射型。

第二世代と呼ばれるものは、微量の光を拾い、増幅し写し出すスターライトスコープ型。

第三世代と呼ばれる、あらゆる物体の放出している赤外線を感知し可視化した、パッシブ式赤外線スコープ型が存在する。

第一世代、第二世代共通しているのは、わずかでも光源が必要であるが、第三世代は、物体の放っている赤外線の検知なので、全くの暗闇でも見ることが可能である。
第一世代の暗視カメラは、軍事目的に使用する場合、相手が同様の装置を持っていると同様に存在が見えてしまい、的にされてしまう恐れがあり、第二世代、第三世代と移行したが、軍事目的以外であれば、現在でも監視カメラの機能などとして全く問題なく使用されている。

第二世代は、光に対する感度を上げているので、軍事目的での使用以外発生することはないと思うが、マンガ等で描かれていたような照明弾のような明るい光に弱く、日中に使用できない。

第三世代は、自動車の夜間運転を支援するシステムとして、赤外線カメラでとらえた映像をディスプレイに表示するものとして存在する。
又、赤外線照射の第一世代型と第三世代である赤外線カメラを複合して使用しているものも存在する。
一般のデジタルカメラで、レンズやCCD前部にある赤外線カットフィルターを取り除いて ストロボ等にIRフィルターを貼り付けると、簡易的な赤外線カメラにもなる。

暗視カメラの目的

夜間や暗闇での撮影や、自動車に搭載する場合は、夜間運転での視界の拡大による安全の向上が目的となっている。
探偵の調査における暗視カメラの目的は、夜間の調査に調査対象者を明確にとらえることを目的としている。